モデル名の由来 1990年代 | グランテスタ

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モデル名の由来 1990年代


皆様こんにちは(^^)

前回は1980年代までのモデル名の由来をご紹介しました。

今回は1990年代のモデル名の由来を中心にご紹介します。

 

456GT(1992年)

456GT_92338-960x540_FCE7MK

 

1気筒当たりの排気量

456.16cc

 

1980年代は総排気量をモデル名にしていましたが

フロントエンジンの復活に伴い

過去の伝統であった1気筒当たりの排気量を

復活させたモデルになります。

 

1996年には456GTAが登場しました。

Aは4速のオートマチックトランスミッションを搭載している事を意味します。

 

F355(1994年)

F355Berlinetta_94080-960x540_LWUAKW

総排気量3.5リッター(3495cc)

1気筒当たり5バルブ

 

現在は電子制御が進化してきて

5バルブは昔の技術となってしまいましたが、

当時は高回転で回すために

ショートストロークで多くの吸入空気量を取り込められる

モデル名に使われるほどの重要な構造だったのですね。

 

Ferrari_F355-Berlinetta_STUDIO_xMAM3966_940890

1997年には355F1という名でフェラーリのロードカーでは初となる

クラッチペダルの無い、パドルシフトでシフトチェンジをするF1スタイルのギアシステムを搭載しました。

F355には3つのバリエーションがあります。

Berlinetta(クーペ)

GTS(脱着式のハードトップ)

Spider(電動式セミオートマチックのソフトトップ、フェラーリでは初)

 

F512M(1994年)

F512_94072-960x540_KIIOO8

512TR(総排気量+気筒数、テスタロッサ)

の後継モデルになりますが…

Mとは何を意味するのか調べるまで知りませんでした(^^;

 

Mは「モディフィカータ」

「モディファイド」の頭文字

イタリア語で改良、改造という意味だそうです。

 

 

テスタロッサや512TRと見比べると、やはりリトラクタブルヘッドライトではない事が最初に目に付きますね。

エンジン、ブレーキ、サスペンション、内装などもかなり手が加えられており

その名の通りテスタロッサシリーズの中で大掛かりな改良を受けたモデルです。

 

550Maranello(1996年)

550Maranello_96541-960x540_QBTOQ8

総排気量5.5リッター(5473.91cc)

総排気量のみのモデル名です。

 

マラネロはフェラーリの本拠地である

町の名前ですね。

 

 

 

 

 

 

360Modena(1999年)

360modena_99067-960x540_06WJPP

 

総排気量3.6リッター(3586cc)

モデナは日本でいう県になります。

この頃からフェラーリに関係する地名などが

モデル名になる事が増えてきましたね。

 

F355であった5バルブ構造は

360でも採用されています。

 

 

2000年以降は総排気量、総排気量+気筒数がモデル名に使われる事が多いです。

575(総排気量5748cc)  2002年

599(総排気量5999cc)  2006年

のように細かな数字にしている珍しいケースもありますね。

 

最近ではV8の488がターボ化により総排気量が3.9リッターに下がり、

先代の458(4.5リッター)より数字が低くなってしまうため

また1気筒当たりの排気量(488cc)を採用したり、

V12の812では最高出力の800cv+気筒数を採用したり…

数字の意味が統一されてないので一瞬考えてしまいます(*_*)

モデル名の数字は増えていく傾向にありますから

どこまで増えるのか、新モデルは何の数字を採用していくのか楽しみですね。

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