皆様こんにちは。
今回はマネッティーノについてご紹介します。
モデルによって、切り替えられるモードの種類やデザインが違いますが
このスイッチカッコいいですよね!
理由もなくカチカチとモード切り替えしたくなります(笑)
「カリフォルニアT」
「F430」
「FF」
「488」
「812スーパーファスト」
「FXXK」
VDA(ビークル・ダイナミクス・アシスタンス)
と呼ばれる画面で、マネッティーノで選択したモードの
各電子制御の作動レベルを確認できます。
F1-Trac(トラクションコントロール)ホイールスピン制御
E-Diff(電子制御ディファレンシャル)デフのロック率制御
F1-DC(デュアルクラッチトランスミッション)シフトチェンジのタイミング制御
ESC(エレクトロニックスタビリティーコントロール)横滑り防止制御
ABS(アンチロックブレーキシステム)タイヤのロック制御
SCM(磁性流体式ショックアブソーバー)ショックの硬さ制御
FFなどには
4WD(四輪駆動システム)があり、
812スーパーファストなどには
4WS(四輪操舵システム)があります。
それぞれがマネッティーノのモードにより
細かくセッティングされています。
画面表示は1つのモデルにつき6つまで(カリフォルニアTは4つ)しか
表示されないのですが
実際は他にもいくつかの制御がマネッティーノにより変更されています。
EBD(電子制御制動力配分装置)
DRS(ディフューザーに装着されるドラッグリダクションシステム)
マフラーのバイパスバルブ
エンジントルク制御などなど
一度488でマネッティーノ切り替えによる挙動の違いを体験した事があります。
プロでもコントロールするのが難しいとされる670CVのエンジンを
まったく技術のない自分がカーブ中間からアクセルを踏み込むとどうなるのか?
RACEモードではリアが滑り出したものの何とか堪えられたのですが
CT OFF(トラクションコントロールOFF)モードや
ESC OFF(スタビリティーコントロールもOFF)モードだと
一瞬の内に1回転半ほどスピンしてしまいました…面白かったですが(笑)
しかしWET、SPORTモードだと、
エンジンの回転数がある一定で制御され(それでも十分速い)
どんな状況でも絶対にスピンせず、安定した走りが出来て
凄いレベルの高い総合制御なんだなーと実感する事が出来ました。
マネッティーノは右側に付いているので通常なら右手での操作が多いと思いますが
F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルは左手で操作していました。
F1ドライバーならではでしょうか?
加賀谷