Ferrari Technology Vol.3 | グランテスタ

フェラーリ正規ディーラー フェラーリ長野・金沢サービスセンター



Ferrari Technology Vol.3


今回もエアロダイナミクスについてご紹介します。

車両は488GTB、スパイダー

車両後部にあるブロウンスポイラーと呼ばれる形状の特性についてです。

IMG_3208

リアスポイラーからリアバンパー中心部にかけて大きなエアダクトがあります。

IMG_3202

IMG_3203

これは空力とスタイルとの妥協であるウィングを装着せずに、

ダウンフォースを強化させるための仕掛けです。

スタイリングとしてもカッコいい!

IMG_3211

また空気抵抗の低減にも効果があります。

走行中車両は空気を押しのけて通過しているので、

車両後部では気流が乱れて気圧が低下します。

圧力は高い方から低い方へと流れようとするので、

気圧の低下により車両を後方へ引き込もうとする力(乱流)が

車両後部の空気抵抗です。

[逆に後方にいる車両にはスリップストリームとして利用できます]

 

これをブロウンスポイラーのエアダクトと

IMG_3205

テールレンズ横のエアダクト

(インテークのエアの一部が流れてきます)

 

 

 

 

 

から流す気流で、車両通過直後に発生する乱流を車両から遠ざけて

空気抵抗を低減しています。

IMG_3212

IMG_3213

他にも数々の空力改善手法が施されており

488はV8最高のエアロダイナミクスを実現しました。

 

 

488チャレンジや488GTE、488GT3ではサーキット限定走行なので、

より強力なダウンフォースを得るための大きなウィングが付いていますが

IMG_2044

これはこれでよりレーシーになり

GTBやスパイダーとは違ったカッコよさがありますね!