Ferrari Technology Vol.15 | グランテスタ

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Ferrari Technology Vol.15


皆様こんにちは!

毎朝、長野市内は氷点下で冷え込んでいますね。

それに加えて長野県は標高が高く空気が乾燥した気候でもあります。

ただでさえ冬は乾燥しやすい季節

体調管理には充分気を付けて乗り切りたいと思います!

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今回はDRSについてご紹介します。

D:ドラッグ(空気抵抗)R:リダクション(抑制)S:システム(機能)

F1では馴染みのある用語ですね。

リアウィングの角度を変えて空気抵抗を減らし、

ダウンフォースを犠牲にする代わりに

直線での最高速アップを狙う機能です。

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DRS作動↓

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販売モデルでのDRSは主にリアウイングではなく

リアディフューザーに付いている可動フラップが電動式になっており

電子制御にてフラップの開閉を自動で行う機構となっています。

コンセプトはF1と同じです。

V8では458スペチアーレ、488

V12ではラ・フェラーリ、F12tdf、812スーパーファストに搭載されています。

(ラ・フェラーリはフロントバンパーに付いている可動フラップ、リアウィングも電子制御されます)

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812スーパーファストを例にしてDRSの作動条件を上げますと

直進時100km/hで「ON」作動を開始(フラップを開ける)空気抵抗を減らします。

 

70km/hまで速度が下がる。もしくは、

コーナリングを感知すると「OFF」フラップを閉じてダウンフォースを得ます。

 

以前のブログでも触れましたがマネッティーノのポジションによっても

DRSの作動が変化します。

フラップを開けるタイミングに変化はありませんが

フラップを閉じるタイミングがコーナリングの度合いにより変化するようです。

 

外気温が3℃未満である場合は作動しないようになっています。

(ちなみに左ドアミラーの下に付いている黒い小さな部分が外気温センサーです)

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実際、走行中にフラップがどんなタイミングで可動しているのかを気にしながら

サーキットを走る488を見てみましたが…

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リアディフューザー位置が見づらいので結構難しいです。

 

一方、FXXKが走行するイベント「XXプログラム」では

ラ・フェラーリ同様FXXKはテールレンズ間のリアウィングも電子制御で可動するので

サーキット走行中、頻繁にリアウィングが動いている姿を確認する事が出来ました。

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コーナーではダウンフォースを最大限高めるよう働き

直線では空気抵抗を最小限に抑えるよう働き、空力特性を常に変化させているため

アクティブエアロダイナミクスとも呼ばれます。

 

レーシングモデルにはマストな機能ですね!

 

加賀谷