歴史的価値を証明する
60年以上もの間、フェラーリは常に世界中のクラッシックカーコレクターが憧れ求め続けるブランドであり続けています。
本プログラムの主たる業務のひとつに、製造から20年以上経過したロードカーと、F1マシンを含むあらゆる年代のレースカーに対する鑑定書の発行があります。この鑑定書はクルマの出自が明確であるとメーカーが公式に認証する書類となります。また、鑑定書にはもうひとつの役割があり、ヨーロッパと北米で開催されているシェル・ヒストリックチャレンジなど、フェラーリ公認のレースに参加することができます。
鑑定書の発行には、当該車両を当店にお持込みいただき、入念な審査を受けていただきます。フェラーリの有する膨大なアーカイブを駆使し、フェラーリの鑑定団「COCER」と呼ばれるエキスパートグループが、当該車両の技術的特徴などを吟味します。これにより当該車両のあらゆる部分が完全に機能しているか、シャシー、エンジン、ギアボックス、トランスミッション、サスペンション、ブレーキ、ボディ、内装がオリジナルであるか、あるいはオリジナルスペックに準拠しているかどうかが明らかになるのです。
クラシケプログラムの評価と金額
本プログラムで“クラシケの認定“を受け、鑑定書が発行された当該モデルは「クラシケ認定車両」となることで車輌の価値価格(評価額)を上昇させることができます。
製造から20年以上経過しているモデルであれば、モデルに関係なく鑑定することができますので348以前のモデルが対象になります。またスペチアーレモデルについては年式に関係なく鑑定が可能となり、F40・F50・ENZO・599GTO・Scuderia Spider 16Mなどがそれに該当します。
金額はモデルにより様々ですが10万円台~80万円台となります。